.sty ファイルを TeX に組み込むには、基本的に texmf ディレクトリを探し、その中の対応するサブディレクトリに放り込めばよい。
といっても、後から手動で追加するファイルをシステムのディレクトリに入れるのは少し気持ち悪いので、 MacTeX ではどこが個人ディレクトリになるのかを調査した。
によれば、 MacTeX では
- ~/Library/texmf/tex
- ~/Library/texmf/tex/latex
なければ自分で作ればいいので心配無用だ。
Finder だともしかしたら Library ディレクトリが見えないかもしれないが、そんな場合は Finder のメニューから「移動」>「フォルダへ移動」の画面で「/Users/hoge/Library」と入力すれば Library ディレクトリに移動できる。
試しに FOSE2012 のスタイルファイルを FOSE 2012 論文募集 のページの「フォーマット」「latex」のリンクから取ってきてインストールしてみた。
ファイル名は fose2012_latex_sty.zip であり、展開すると次のようなファイルが含まれたディレクトリ fose2012_latex_sty が生成される
- example.pdf
- example.tex
- fose2005logo.eps
- fose2012.cls
- fose2012.sty
下2ファイルは肝心要のクラスファイルとスタイルファイルでる。
展開して生成された fose2012_latex_sty ディレクトリを目的の場所に移動する。
~/Library/texmf/tex/latex/fose2012_latex_sty
となるように移動(またはコピー)すれば完成である。mktexlsrの実行などは必要ない。
その手のスタイルファイルはuse onceなのでtexファイルのあるフォルダに放り込むことを勧めるけど・・・
返信削除いや、もちろん他にもmediabb.styとかproof.styとかlistings.styとか便利なスタイルファイルあるので有用だと思うけどね。
mktexlsrは一度やるとそれ以降手動更新必須になったりして・・・